Japan IT Weekに行ってきました

東京ビッグサイトで開催している「Japan IT Week(春)@東京ビッグサイト」で、最新のITサービスについて情報収集してきました。
コロナ禍ではオンライン開催中心になるなど試行錯誤のここ数年でしたが、久々の参戦でどんなことに出会えるか、大変楽しみにしておりました。
まず驚いたのは、圧倒的な来場者数。
3日間の開催中の来場者数は、速報値で来場者数は45,461人だったそうで、どうやら久々の開催を待ちわびていたのは私だけではなかった様です。

1日かけて回った率直な感想は2点。
①Chat-GPT関連のサービスがかなり多い
②提供価値自体は5年前くらいからほとんど同じ

どこを見ても「Chat-GPT」のプラグインを組み込んだサービス。
そういった意味ではChat-GPTが世の中を変えているとは思う一方、その先のメーカーが作るサービスやその提供価値は、「文字のテキスト化(OCR)で入力作業を楽に！」や「オールインワンCMSで顧客接点を強化！」など、数年前から特に目新しいものはなかった様に思いました。
生産ライン設計や生産スケジュールの最適化に、もっと汎用的に使える生成AIがあったら飛びついていたかもしれません。
とはいえ、出店企業の多くが組み込んでいることを考えると、たった数年間でさらに膨大なinputがChat-GPTに読み込まれることになるので、細かいチューニングを加味した上での生産ラインやスケジューリング作業も、近い将来もっとやりやすくなっていくんだろうと思います。
企業利用がもっと活発化していったら良いですね。